基礎知識① 基礎知識② 基礎知識③

 


     『お遍路』って何ですか


「お遍路」とは、弘法大師(空海)の 足跡をたどり、四国八十八ヶ所の霊場を巡拝
することです。「札所」とは、お遍路で巡る88ヶ所のお寺を指します。
札所の番号順にまわっても その反対でも構いません。場所を決めて何年かで
回ることもできます。平成26年は、四国八十八ヶ所霊場開創1200年の年にあたり、
普段は拝見できない仏像や本堂のご開帳なども予定されています。

    『札所』って何ですか

「札所」とは、お遍路で巡る88ヶ所のお寺のことを指します。
その由来は、昔、参拝する際に、巡礼者がお寺に「お札」を打ちつけたことに
由来しています。お遍路では四国に点在する、この88ヶ所の札所を巡ります。
 四国では、今でも札所を弘法大師がを巡っているとされ、お遍路では札所を
巡ることで弘法大師の功徳を得られるとされています。

 また、88ヶ所の札所の他に、弘法大師ゆかりの地や社寺が「番外札所」とも呼ばれています。

    『 目的』は何ですか

お遍路の目的は人それぞれです。お遍路は決して信仰心の有無や
宗派にはこだわっていないので、心をこめて拝むことができれば大丈夫です。
家内安全、健康祈願、自分探しや開運縁結びなどそれぞれです。
芸能人でも政治家でも何か目的を持って歩いています。
巡礼者が持つ笠には、「同行二人」という文字が書かれており、ひとりは自分、
そしてもう一人は弘法大師を意味します。
弘法大師様は現在でも遍路を続けています。
つまり、弘法大師様と二人で巡礼の道を歩く、それがお遍路なのです。
現在では、癒し、リフレッシュを目的とした巡礼者が増えたといわれています。
四国の方々の優しさや、豊かな大自然が、
それに適した環境であることは言うまでもありません。






 
 


    『 移動手段』は何ですか


お遍路は修行の場所です。辛く厳しい…など…です。
現在では過去より自由に回る手段はあります。
甘く考えないほうが良いです。自車などで行く場合、
何度かの経験者でも通りにくい道、険しい道が多いです。
無理なスケジュールは事故のもとです・

基本的に『徒歩』『ツアー』『車』『自転車』『バイク』など
多くの交通機関はあります。
何年かで区切り打ちを考えればよいと思います。

    遍路の接待

お遍路さんは同行二人なので常に弘法大師様と一緒と考えるために
お接待は「大師様への功徳」なのです。
小さな休憩所から、うどんやお菓子、お茶などを出してくださる接待所、
ほかにも善根宿や通夜堂など、お接待にはいろいろな形があります。
お接待は基本的にお断りせず、ありがたくお受けするのがマナーです。
お礼に「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」
と唱えて納札を手渡すのが作法とされていますが、とっさに反応できません。
そんなときは心から感謝の言葉を述べるだけでもいいでしょう。
感謝の心は伝わります。


    『 十善戒って何ですか  

十善戒といって、十種の善行(十善)を守らなければなりません。

・不殺生(ふせっしょう)・不偸盗(ふちゅうとう)・不邪淫(ふじゃいん)
・不妄語(ふもうご)・不綺語(ふきご)・不悪口(ふあっく)
・不両舌(ふりょうぜつ)・不慳貪(ふけんどん)
・不瞋恚(ふしんに)・不邪見(ふじゃけん)


 

 


    まとめ

基本的に遍路には「こうしないといけない」とか「ああするべきべき」とかルール
はありません。 ただ、そうは言っても何がわからないかも
わからないと思いますので、一般的な知識として書いています。  

四国八十八ヶ所の巡礼の旅は「どこからスタートすればいいの?」
「お遍路さんって、どんなひとたちなんだろう」「全部?回れるのかな?」
「作法が難しそう」「観光目的で行ってはいけないの」
などなど・・
四国遍路に興味があっても、初めての時はどこから手をつけていいのか
わからないことも多いと思います。、ネット上のサイトやブログをあちこち見ても
わからないことが多くて、結局、第1番札所・霊山寺に行って遍路用品を買い揃え、
歩き出せばどうにかなるだろうというのが始まりでした。

まったくの未経験者が四国八十八ヶ所を初めてお参りしてみて、
知っておくといいかな、という基本的な知識を順次書いてみました。